太るには理由がある
太る仕組み
太るのには理由があります。
すごく簡単です。
『消費カロリー<摂取カロリー』です。
1日の消費カロリーより摂取カロリーが多いと、
余ったカロリーを脂肪として体に蓄える。
結果として、太る。
太る仕組みはとても単純ですね。
痩せる仕組み
痩せるのにも理由があります。
これもすごく簡単です。
『消費カロリー>摂取カロリー』です。
1日の摂取カロリーが消費カロリーより少ないと、
必要なカロリーを体(脂肪など)から捻出します。
結果として、痩せる。
痩せる仕組みもとても単純ですね。
ダイエットの基本
ダイエットの基本は消費カロリー>摂取カロリーです。
すなわち、
・消費カロリーを多くする
・摂取カロリーを少なくする
これしかありません。
分かっていても、実際、痩せない。。。
ダイエットの理屈は分かるけど、実際はそんな単純じゃないでしょう。
体質は人それぞれですから。
実際には、食べても食べても太らない人、食べるとすぐ太る人
ダイエットの効果がすぐに出る人、なかなか出ない人、いろいろです。
痩せない理由を考える
いろいろなダイエット方法を試しても効果が出ない人、続かない人は、
自分の体質を理解するところから始めるべきです。
自分はどんな体質で、どんな生活パターンで、どんなダイエットが適しているか、
人それぞれ違うのです。
消費カロリーを考える
消費カロリー(正式にはエネルギー消費量)は大別すると3種類あります。
・基礎代謝量
・食事誘導性体熱産生量(DIT量)
・生活活動代謝量
詳しくは別記事でまとめますが、ここでは簡単に。
・基礎代謝量
生命を維持するために必要最低限の代謝エネルギーのことです。
体温を保つ、心臓や肺を動かす、細胞が分裂するなどで消費されます。
維持すべき組織が多い=体重が重くなれば基礎代謝は多くなるのが特徴です。
逆に言うと、それ以外の要素では簡単には変わりません。
運動をしない成人だと、一日の消費エネルギーの約70%程度です。
ダイエットにおいて、基礎代謝を上げる方法に注目が集まるのは、
消費エネルギーの中で基礎代謝量が占める割合が圧倒的に多いからです。
基礎代謝を上げる方法については別記事で書こうと思います。
・食事誘導性体熱産生量(DIT量)
食事をした時に消化器官が働くことによって消費されるエネルギーのことです。
運動をしない成人だと、一日の消費エネルギーの約10%程度です。
あまり知られていませんが、DIT量も実はけっこう重要なんです。
太りづらい体質の人はDIT量が多いという場合もあります。
これも別記事でまとめます。
・生活活動代謝量
運動も含め、日常生活で消費するエネルギーです。
運動の程度は人それぞれ違うので、
人によって生活活動代謝量は大きく異なります。
運動しない成人だと、一日の消費エネルギーの約20%程度です。
摂取カロリーを考える
摂取カロリーは食べた総量、総カロリーのことです。
当たり前ですが、食べれば食べるだけ、摂取カロリーは上がります。
糖質制限ダイエットをしようとも、蛋白質や脂質をいっぱい食べれば摂取カロリーは上がり、太ります。
まとめ
痩せるためには消費カロリー>摂取カロリーです。
これは自然の摂理です。間違いありません。
しかし、毎日、食事制限して摂取カロリーを減らしても、
運動して消費カロリーを増やしても、
思うような結果が出ない人は大勢います。
いろんなダイエット方法やエクササイズがありますし、
体質や体調、運動の好き嫌いなど適した方法は人それぞれです。
しかし、それ以前の問題が重要です。
ダイエットを始める第一歩は、
自分の摂取カロリー・消費カロリーを把握することです。
そして、把握し続けることです。
これが意外と難しい。
そもそも摂取カロリー・消費カロリーなんて分からないし。。。
いいんです。
大雑把に把握できていれば。
食事日記をつけるとか、
毎日の食事を写真とるとか、
iphoneアプリのヘルスケアを利用するとか、
簡単にできることから始めるといいんです。
アプリは簡単だし、いろいろあるんで、おすすめですよ~。