難消化性デキストリンって何?痩せるの?
おなか周りが気になる人に難消化性デキストリンがいいらしい
太ってきたなぁ…
痩せないといけないのに、ついつい食べちゃう!
って、人におすすめの健康機能食品の一つが、
『難消化性デキストリン』です。
名前は聞いたことある人も多いかもしれません。
メジャーな商品に入っているので、知らずに食べている人もいるかもしれません。
例えば、メッツコーラとか、トクホのペプシとか、飲料系が多いですね。
難消化性デキストリンって何!?
名前は聞いたことあるけど、
そもそも難消化性デキストリンって何?って話です。
簡単に言うと、
『難消化性』=消化しにくい
『デキストリン』=糖類の一種
です。
すなわち、
消化されづらい糖類ってことです。
食物繊維の代わりにもなる成分なんです。
水に溶けるので、水溶性食物繊維とも言われます。
そもそもの原料はトウモロコシなど。
しかも、味もほとんどないので、どんな食品にも混ぜやすい特徴があります。
食品を開発する立場から見ると、商品設計しやすい成分なんです。
だから、難消化性デキストリンを配合した商品はいっぱいあるんでしょうね。
難消化性デキストリンの効果
難消化性デキストリンは、トクホとして認められた成分ですので、
効果は折り紙付きです。
実際の効果のほどですが。
難消化性デキストリンを食事と一緒に摂取すると
脂肪の吸収を抑えてくれたり、糖の吸収をおだやかにしてくれます。
かなり多くの論文が出てまして、研究が進んでいる成分なんです。
難消化性デキストリンを食事と一緒に摂取することで、
食後の血中中性脂肪やコレステロール上昇を抑えるっていう報告が多いですね。
難消化性デキストリンが脂質の吸収を邪魔するってことですね。
難消化性デキストリンがあれば食べても太らない?
難消化性デキストリンは脂質の吸収を抑えるわけですが、
どのくらい抑えるのでしょうか?
中性脂肪やコレステロールの上昇を10%くらい抑えるようです。
10%くらい抑えるって、大きいですか?
難消化性デキストリンに期待して、
いつもより10%以上食べ過ぎちゃうと、
いつもと一緒じゃん、、、
ってことになるんですかね。
とは言うものの、
難消化性デキストリンを食事と一緒に摂ると
ちゃんと食後の脂肪・糖の吸収は抑える効果はホンモノみたいですので。
おなか周りが気になっている人には、
食事と一緒に難消化性デキストリンはいいんじゃないでしょうか~!
ちなみに、
難消化性デキストリンを摂り続ければ痩せます、っていう研究結果はあまり見かけませんでした。
なんででしょうか。。
『吸収を抑える=痩せる』ではない、のでご注意を。