ヘスペリンジンが中性脂肪に効く

中性脂肪が気になる人に

 

中性脂肪って、悪モノのイメージがありますね。

毎年の健康診断でも、中性脂肪が引っかかるって人もいるんじゃないでしょうか?

中性脂肪の値が高くなると、動脈硬化の危険が高まります。

心筋梗塞狭心症脳卒中など、命に係わる病気が多いのです。

だから、中性脂肪=悪モノなんですね。

 

でも、中性脂肪の値は、高くても改善できます。

食べ過ぎない、飲みすぎない、適度に運動し、肥満を解消する。

言うのは簡単ですが、

実践するのはなかなか難しいですね。。。

 

おいしいものはついつい食べ過ぎちゃうし、

仕事の付き合いで飲み会は断れないし、

運動の習慣もないし。。。

そんな人は、機能性食品の力を借りるという方法もあります。

モノグルコシルヘスペリジンってやつが中性脂肪にいいようです。

 

モノグルコシルヘスペリジンって何!?

 

モノグルコシルヘスペリジン

なかなか聞きなれない名前ですし、

ケミカルな感じがして嫌悪感を抱く人もいそうな名前です。

 

しかし、その実体は、

みかんの皮などに含まれるポリフェノールの一種、

これがヘスペリジン。

みかんの皮をかじったときの、あの苦いやつに含まれてる成分ですね。

 

漢方薬の陳皮の有効成分でもありまして、

名前は聞いたことなくても、実は昔から健康維持に利用されてきた成分です。

ヘスペリジンは、水に溶けないし、苦いし、吸収しづらい。

ってことで、ヘスペリジンにグルコース(糖)をくっつけたのが

モノグルコシルヘスペリジン。

モノ(1つの)

グルコシル(グルコースをつけた)

ヘスペリジン(ポリフェノールの一種)

です。

 

名前はなんだかおどろおどろしいですが、

みかん由来の成分でしたね。

 

 

モノグルコシルヘスペリジンの効果

実験してみた

 

モノグリコシルヘスペリジンの効果と言うと、

もともと中性脂肪が高めの人が、継続して摂取し続けると、

4週間くらいで、中性脂肪の値が20~40%くらい改善されるようです。

 

ちなみに、中性脂肪が普通の人が、モノグルコシルヘスペリジンを摂取し続けても、

中性脂肪が低下することはないみたいです。

 

 

まとめ

 
中性脂肪が気になる人は、

モノグルコシルヘスペリジンを4週間くらい試してみるものいいんじゃないでしょうか~。

動脈硬化などの予防に役立つかもしれません。

 

 

お肌にいいの?どういいの?ヒアルロン酸?

お肌の乾燥が気になる人にヒアルロン酸


寒い季節になると、外に出た瞬間から、顔や手が乾燥しますね~。
室内もエアコンのおかげで乾燥してるし。

お肌に潤いがほしい!

そんな人におすすめの健康機能食品の一つが、

 
ヒアルロン酸です。

化粧品にはよく配合されてて、プルルン肌とか、モチモチ肌とか、になるってやつです。

実は、ヒアルロン酸は食べても効果があるんです。

 (当たり前ですが、化粧品は食べちゃダメですよ。)

 

ヒアルロン酸って何!?

 

名前はよく聞くけど、

そもそもヒアルロン酸って何?って話です。


大きな括りで言うと、ところてん(寒天)とか、水溶き片栗粉とか、

プルルンってするやつの仲間ですね。

ニワトリの鶏冠(とさか)はまさにヒアルロン酸のかたまりです。

鶏冠って、プルプルしてますよね!?

触ったことないですけどね。。


人間の身体の中では、ヒアルロン酸は細胞と細胞の間を埋めるように存在します。

ところてんの中に細胞が浮いたように存在しているイメージですかね。

若々しい肌は、ヒアルロン酸がギッシリ詰まっているので、

ピチピチして、ハリがあって、弾力があって、しっとりしてるんです。

 


年齢とともにヒアルロン酸は減っていく

 

残念なことに、歳をとるごとにヒアルロン酸は少しずつ減ってしまいます。涙

肌のピチピチは、ヒアルロン酸に支えられていわけですが、

肌の支えを失ってしまうわけです。

 

そうすると、

肌のハリがなくなって垂れ下がったり、

乾燥しやすく、シワができやすかったり。。。

ヒアルロン酸がなくなると、

いいことなしですね。。。

そこで、ヒアルロン酸を補給しようじゃないか、ってことになるわけです。

化粧品として肌に塗ってみたり、

美容整形では顔に直接注入してみたり。

 

ただし、


肌に塗る⇒肌からはほぼ吸収されないと言われています。

     肌の表面を保湿する効果はあるので、乾燥は防ぎますよ。

     ところてんを顔に乗せてるイメージ。

 

直接注入⇒ボトックス注射ってやつです。

     肌の中のヒアルロン酸が増えるので、

     肌にハリを取り戻す効果はあります。

     注射した周辺だけ。

     だから、目尻に注射する人とか多いですよね。

     目尻のシワ対策には有効です。

     お金がかかるし、継続しないと効果はなくなるのがデメリットですかね。


それなら、食べてヒアルロン酸を補給しようってことです。

実際、食べたヒアルロン酸が肌(特に顔ですよね)に集まるかと言うと、

分かりません。

そもそも、ヒアルロン酸は多糖類です。

多糖類=糖類の集合体なので、おなかに入って、吸収される段階でも、

ヒアルロン酸(糖類の集合体)のままでいられるかは、

微妙なところです。

しかし、そこは機能性食品。

ちゃんとヒアルロン酸を食べるとお肌に効くデータは一応あるんです。

 

ヒアルロン酸は食べれば効くの?

実験してみた

 

食べたヒアルロン酸がちゃんとお肌に効く検証データがあるようです。

文献によりますと、

一日120mg のヒアルロン酸ナトリウムを6週間食べ続けると、

有意に角層水分量が高くなるようです。

この実験では、3週目くらいから改善が見られるそうですよ。

 

まとめ


お肌の乾燥が気になる人は、
3~6週間くらいを目安に
ヒアルロン酸(食べるやつ)を試してみるのもいいんじゃないでしょうか~!

 

 

難消化性デキストリンって何?痩せるの?

おなか周りが気になる人に難消化性デキストリンがいいらしい

 

太ってきたなぁ…
痩せないといけないのに、ついつい食べちゃう!
って、人におすすめの健康機能食品の一つが、

難消化性デキストリンです。

 

名前は聞いたことある人も多いかもしれません。
メジャーな商品に入っているので、知らずに食べている人もいるかもしれません。
例えば、メッツコーラとか、トクホのペプシとか、飲料系が多いですね。

 

難消化性デキストリンって何!?

 

名前は聞いたことあるけど、
そもそも難消化性デキストリンって何?って話です。

簡単に言うと、
『難消化性』=消化しにくい
デキストリン』=糖類の一種
です。

すなわち、

消化されづらい糖類ってことです。

食物繊維の代わりにもなる成分なんです。

水に溶けるので、水溶性食物繊維とも言われます。

 

そもそもの原料はトウモロコシなど。

しかも、味もほとんどないので、どんな食品にも混ぜやすい特徴があります。

 

食品を開発する立場から見ると、商品設計しやすい成分なんです。

だから、難消化性デキストリンを配合した商品はいっぱいあるんでしょうね。

 


難消化性デキストリンの効果


難消化性デキストリンは、トクホとして認められた成分ですので、

効果は折り紙付きです。

実際の効果のほどですが。

難消化性デキストリンを食事と一緒に摂取すると

脂肪の吸収を抑えてくれたり、糖の吸収をおだやかにしてくれます。

かなり多くの論文が出てまして、研究が進んでいる成分なんです。

 

難消化性デキストリンを食事と一緒に摂取することで、
食後の血中中性脂肪コレステロール上昇を抑えるっていう報告が多いですね。
難消化性デキストリンが脂質の吸収を邪魔するってことですね。

 


難消化性デキストリンがあれば食べても太らない?

 

難消化性デキストリンは脂質の吸収を抑えるわけですが、
どのくらい抑えるのでしょうか?


中性脂肪コレステロールの上昇を10%くらい抑えるようです。

 

10%くらい抑えるって、大きいですか? 

 

難消化性デキストリンに期待して、

いつもより10%以上食べ過ぎちゃうと、

いつもと一緒じゃん、、、

ってことになるんですかね。

 

とは言うものの、

難消化性デキストリンを食事と一緒に摂ると

ちゃんと食後の脂肪・糖の吸収は抑える効果はホンモノみたいですので。

 

おなか周りが気になっている人には、

食事と一緒に難消化性デキストリンはいいんじゃないでしょうか~!

 

ちなみに、

難消化性デキストリンを摂り続ければ痩せます、っていう研究結果はあまり見かけませんでした。

なんででしょうか。。

 

『吸収を抑える=痩せる』ではない、のでご注意を。

 

 

 

メタボの人にラクトフェリン

メタボが気になる人に

 

メタボ検診が導入されて久しいですが、

腹囲やBMIは毎年、測定してる人も多いと思います。

毎年のようにメタボ判定されている人もいるんじゃないでしょうか。

 

メタボを何とか改善したいなぁと思っても、

運動するのは億劫だなぁ、

食事制限も面倒くさいぃ、

って、人におすすめの食材があります。

 ラクトフェリン

名前を聞いたことある人は少ないかもしれません。

 

ラクトフェリンって何!?

そもそもラクトフェリンって何?って話です。

 

簡単に言うと、

牛乳や母乳に含まれるタンパク質の一種です。

特に、出産直後の母乳(初乳)に多く含まれています。

原料としては牛乳やチーズから作られているものがほとんどなので、

天然志向の人も安心です。

粉ミルクに入っていたり、サプリメントでも売られています。

 

 

ラクトフェリンの効果

ラクトフェリンは研究が進んでいまして、いろんな効果が知られているんです。

赤ちゃんを細菌などから守ったり、骨を強くしたり、歯周病予防したりと、

ホントいろんな効果があるんですが、

重要な機能の一つが、

脂質代謝の改善です。

 

要するに、『脂肪の蓄積を抑える』ってことですね。

 

 

実験してみた

こんな実験があります。

脂肪細胞にラクトフェリンを直接ふりかけてあげると、

ビックリなことに、脂肪を蓄えなくなるんです。

ちなみに、試験管での実験であって、ラクトフェリンをおなかに塗るってことではないですよw

あと、

マウスでの実験でも、ラクトフェリンを投与されると体重減少と内臓脂肪の減少が確認されてます。

 

もちろん人間でも検証されています。

報告によりますと、ラクトフェリンとして300㎎を4~8週間、毎日食べると、

8週間後には、BMIが30.0→29.4に、

内臓脂肪が10%くらい減少したそうです。

 

BMIはそんなに減ってないじゃん!』

『つまり、体重は減ってないじゃん!』って気もしますが・・・

内臓脂肪が10%減るのは大きいですね。

 

まとめ

ラクトフェリンには脂質代謝を高める効果があり、

BMIの改善や内臓脂肪の低減を助ける効果があります。

 

ただし、ラクトフェリンがあれば、不摂生してもOK!ってことではないですし、

人によって効果は違いますから、

過度な期待は禁物ですよ。

 

最近、メタボになった自分の体型が気になっている~

って人は、ラクトフェリンを8週間くらい試すのもいいんじゃないでしょうか~!

 

 

 

 

中性脂肪が気になる人がやるべきたった2つのこと


中性脂肪を下げる方法①~食事~


中性脂肪を下げるにはまず食生活の改善です。
動物性脂肪が多い食品(牛肉、豚肉、ハム、ソーセージ、乳製品など)や
糖質(ごはん、パン、麺類、甘いお菓子など)を摂り過ぎないことが大切です。

 

糖質は、肝臓で脂肪酸に作り変えられ、中性脂肪の原料となります。
中でも、
砂糖、果糖、ブドウ糖には注意が必要です。
ごはん、パン、麺類は、デンプンと呼ばれる糖質で、体内で消化吸収するのに時間がかかります。
一方、砂糖などは体内への吸収が早く、血糖値上昇として表れやすいという特徴があります。

実際、砂糖を1日50g以上摂取すると、中性脂肪の数値が上昇するという報告があります。


ごはん、パン、麺類よりもジュースの方を気を付けるべきです。

 

中性脂肪を下げるために推奨されているが、青魚(アジ、サバなど)です。
これら青魚には、EPA(エイコサペンタエン酸)とDHA(ドコサヘキサエン酸)と呼ばれる不飽和脂肪酸が豊富に含まれています。

聞いたことある方も多いと思います。

 

DHAEPAの詳しい解説は別記事で。

 

ちなみに、
中性脂肪を下げる治療薬として、
イワシEPAから精製したEPA製剤が使用されています。
薬として利用されるくらいDHAEPAには効果があるということです。

 

食生活を魚中心に変えるだけでも効果はあります。
ただし、即効性はないので、焦らず継続的に魚を食べ続けることです。
いろんなデータがありますが、6ヶ月くらいコンスタントに食べ続けると効果が現れるという報告があります。

6ヶ月は長いなぁ・・・ ってなりますね。。。

 

しかし、毎日魚ばかり食べられないって人がほとんどだと思います。
そういった人には、DHAEPAサプリメントや機能性食品から摂る方法もあります。

 

中性脂肪を下げる効果がもっとも報告され、実績もあるのがDHAEPAですが、
DHAEPA以外にも中性脂肪を下げる効果が謳われている機能性素材はあります。

 

別記事にした素材もあるので、試してみるのもいいと思います。

 

 

 

中性脂肪を下げる方法②~運動~

 

運動は、大きく分けると「無酸素運動」と「有酸素運動」の2つがあります。
メタボ改善やダイエットに有効とされるのは、有酸素運動のほうです。

 

有酸素運動とは、酸素を必要とする運動のことです。
体内に取り込んだ酸素を使って糖質や脂肪を燃焼させ、エネルギーを生み出します。
具体的には、ウォーキングやジョギング、水泳、縄跳び、サイクリングなどがあります。

 

有酸素運動を行うと、血流がよくなります。
血流がよくなると、リポタンパクリパーゼという酵素が働いて、
リポタンパクと言う中性脂肪の入れ物を分解します。
そして、中性脂肪がエネルギーとして消費されやすくなり、
結果、中性脂肪が下がります。

中性脂肪が下がると、善玉コレステロールが増えます。
さらに運動を続けると、徐々に悪玉コレステロールが減るという報告があります。

 

まとめ

 

食事制限や運動を続けることって、難しいですよね。

私のおすすめは無理してやらないこと。

今日から魚しか食べないぞ、とか

糖質制限ダイエットするぞ、とか

いきなりジムに通ったり、

ランニングを始めてみたり、

だいたい続きません。。。

 

上記で、いろんな食事や有酸素運動をおすすめしましたが、

できない人はいいんです。

いきなり生活スタイルを変えるなんて無理です。

 

いつも食べちゃう食後のアイスを我慢する、とか、

いつもコーラだけど、今日はダイエットコーラにする、とか

いつもエスカレーターだけど、今日からは階段を使う、とか

わざとちょっと遠いトイレに行ってみる、とか

電車を待っている間にちょっとつま先立ちしてみる、とか

そんなことから始めるといいと思います。

 

 

ちょっとだけやる気が出た人は、

スマホアプリを利用してみるといいですよ。

今日のちょっとした運動や食事を記録できるので、

おすすめですよ~。

中性脂肪が気になる人が知っておくべきこと

中性脂肪の正体

 

 ご自身の中性脂肪の値を知っていますか?
健康診断で、毎年ひっかかる人、気にしている人もいるんじゃないでしょうか!?
健康診断の検査結果では「TG(トリグリセリド)」等の記号で表示されています。


中性脂肪って、なんとなく悪いイメージありますよね。
中性脂肪のいったい何が、どう悪いのか?
値が高い人のリスクは?どうしたらいいのか?
解説していきます。

 

中性脂肪って何!?

 

中性脂肪は、体内において重要な役割があります。
エネルギーの貯蔵です。
エネルギー源である糖(炭水化物)が少なくなると、
貯蔵されていた中性脂肪がエネルギー源として使われます。

 

(↓細かい解説は気になる人だけ読んでください。)

実際には、蓄えられた中性脂肪は、エネルギーが不足したときに、
「リパーゼ」という酵素によってグリセロール(グリセリン)と遊離脂肪酸(FFA)に分解されます。
ここで生成したFFAは大きなエネルギーを持っているので、不足したエネルギーを補うことができるのです。

 

中性脂肪は、体内にエネルギーを蓄積するための一つの形なのです。

 

中性脂肪が貯まる仕組み

 

消費エネルギーと摂取カロリーが釣り合っていれば
中性脂肪は蓄えられません。
すなわち、食べた分は消費すれば問題ないってことです。

 

しかし、朝昼晩と3食食べて、間食もして、お酒も飲んで。運動もしない。
現代人は、摂取カロリーの方が多くなりがち。
消費されずに余った中性脂肪は貯められ続け、皮下脂肪や内臓脂肪となるのです。

余った中性脂肪が、皮下脂肪や内臓脂肪に蓄えられているうちはまだギリギリセーフです。
実際、太っているのに中性脂肪は正常値という人も多くいます。

 

しかし、皮下脂肪や内臓脂肪に蓄えられる量には限界があります。
やがて限界がきてあふれ出します。
あふれ出した中性脂肪は血流にのせられ、行き場を探して全身をめぐります。

 

すると、
血中の中性脂肪値が上昇してくるのです。

 

 

中性脂肪が怖い理由

 

中性脂肪の値が高くなると、動脈硬化の危険が高まります

 

もう少し詳しく言うと、
中性脂肪が高くなると、血中の善玉コレステロールHDLコレステロール)が減少し、
一方、悪玉コレステロール(LDLコレステロール)が増加します。
血中に増えた中性脂肪や悪玉コレステロールは、
血管の壁や分岐部分にへばり付いて、血流を阻害します。
その結果、動脈硬化が進行するのです。

 

動脈硬化は、心筋梗塞狭心症脳卒中など、命に係わる病気の引き金になります。


さらに、これらの病気の怖いところは前兆が分かりづらく、突然発症することも多い。

だから、中性脂肪=悪モノなんですね。

 


あなたは大丈夫?中性脂肪の値とその見方

 

中性脂肪の基準値は健康診断の結果でも教えてくれますが、
一応まとめると以下のようになります。

 

 ・正常値は30~149mg/dl
 ・異常値は29mg/dl以下または150mg/dl以上

 

体格や体質、体調など人によって、適当な数値は変わりますので、
上の正常値の範囲内に収めることが重要です。

 

人間ドッグでは、中性脂肪値が150~249mg/dlの場合は『要経過観察』、
250mg/dl以上の場合は、『精密検査または治療が必要』だと言われるでしょう。

 

人によっては1000mg/dlを超える場合もあるそうです。

中性脂肪値が高いのは脂質異常症(旧名:高脂血症)です。

 

 

まとめ

 

中性脂肪って、太ってる人が高いって思われがちなんですが、

そんなことないんです。

痩せている人も注意が必要なんです。

命に係わる病気の引き金ですからね。

毎年の健康診断、

診断結果をたいして見もせずに捨ててしまわずに、

中性脂肪の値を毎年チェックしておくと

病気の予防につながるはずです。

 

 

 

太るには理由がある

太る仕組み

 

太るのには理由があります。

すごく簡単です。

『消費カロリー<摂取カロリー』です。

1日の消費カロリーより摂取カロリーが多いと、

余ったカロリーを脂肪として体に蓄える。

結果として、太る。

 

太る仕組みはとても単純ですね。

 

痩せる仕組み

 

 

痩せるのにも理由があります。

これもすごく簡単です。

『消費カロリー>摂取カロリー』です。

1日の摂取カロリーが消費カロリーより少ないと、

必要なカロリーを体(脂肪など)から捻出します。

結果として、痩せる。

 

痩せる仕組みもとても単純ですね。

 

ダイエットの基本

ダイエットの基本は消費カロリー>摂取カロリーです。

すなわち、

・消費カロリーを多くする

・摂取カロリーを少なくする

これしかありません。

 

分かっていても、実際、痩せない。。。

 

ダイエットの理屈は分かるけど、実際はそんな単純じゃないでしょう。

体質は人それぞれですから。

実際には、食べても食べても太らない人、食べるとすぐ太る人

ダイエットの効果がすぐに出る人、なかなか出ない人、いろいろです。

 

 

痩せない理由を考える

 

いろいろなダイエット方法を試しても効果が出ない人、続かない人は、

自分の体質を理解するところから始めるべきです。

自分はどんな体質で、どんな生活パターンで、どんなダイエットが適しているか、

人それぞれ違うのです。

 

消費カロリーを考える

 

消費カロリー(正式にはエネルギー消費量)は大別すると3種類あります。

基礎代謝

・食事誘導性体熱産生量(DIT量)

・生活活動代謝

 

詳しくは別記事でまとめますが、ここでは簡単に。

 

基礎代謝

生命を維持するために必要最低限の代謝エネルギーのことです。

体温を保つ、心臓や肺を動かす、細胞が分裂するなどで消費されます。

維持すべき組織が多い=体重が重くなれば基礎代謝は多くなるのが特徴です。

逆に言うと、それ以外の要素では簡単には変わりません。

運動をしない成人だと、一日の消費エネルギーの約70%程度です。

 

ダイエットにおいて、基礎代謝を上げる方法に注目が集まるのは、

消費エネルギーの中で基礎代謝量が占める割合が圧倒的に多いからです。

 

基礎代謝を上げる方法については別記事で書こうと思います。

 

・食事誘導性体熱産生量(DIT量)

食事をした時に消化器官が働くことによって消費されるエネルギーのことです。

運動をしない成人だと、一日の消費エネルギーの約10%程度です。

 

あまり知られていませんが、DIT量も実はけっこう重要なんです。

太りづらい体質の人はDIT量が多いという場合もあります。

 

これも別記事でまとめます。

 

・生活活動代謝

運動も含め、日常生活で消費するエネルギーです。

運動の程度は人それぞれ違うので、

人によって生活活動代謝量は大きく異なります。

運動しない成人だと、一日の消費エネルギーの約20%程度です。

 

摂取カロリーを考える

 

摂取カロリーは食べた総量、総カロリーのことです。

当たり前ですが、食べれば食べるだけ、摂取カロリーは上がります。

糖質制限ダイエットをしようとも、蛋白質や脂質をいっぱい食べれば摂取カロリーは上がり、太ります。

 

まとめ

 

痩せるためには消費カロリー>摂取カロリーです。

これは自然の摂理です。間違いありません。

しかし、毎日、食事制限して摂取カロリーを減らしても、

運動して消費カロリーを増やしても、

思うような結果が出ない人は大勢います。

 

いろんなダイエット方法やエクササイズがありますし、

体質や体調、運動の好き嫌いなど適した方法は人それぞれです。

しかし、それ以前の問題が重要です。

ダイエットを始める第一歩は、

自分の摂取カロリー・消費カロリーを把握することです。

そして、把握し続けることです。

これが意外と難しい。

そもそも摂取カロリー・消費カロリーなんて分からないし。。。

 

いいんです。

大雑把に把握できていれば。

 

食事日記をつけるとか、

毎日の食事を写真とるとか、

iphoneアプリのヘルスケアを利用するとか、

簡単にできることから始めるといいんです。

アプリは簡単だし、いろいろあるんで、おすすめですよ~。